TN1 Audio control テスト結果

この記事がお役に立てれば幸いです。スマートフォンやアプリ開発者による今後のアップデートにより、結果は変わる可能性があります。ご不明な点やその他のご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

以下に、テスト内容と結果の詳細なチャートを示します。(2024年9月30日時点)

過去のテスト結果

TN1 / オーディオコントローラー

PEBLWEAR TN1は使い勝手を考慮したミニマムなオーディオコントローラーですが、各家庭には接続可能な音楽サービスやスピーカーの選択肢が数多く存在します。

例えば私の場合、日常的なリスニングにはSpotifyとiTunes、お気に入りのSONY Bluetoothスピーカーを使用しています。またピアノにはAirplay接続のBoseモニタースピーカーを、リビングにはアンプ付きHiFiブックシェルフスピーカーを。オフィスにはSONOSのWifiスピーカーを設置しています。

TN1を開発していく中で、この分野の多様化が進んでいることに改めて気づかされています。本プロダクトを開発後、TN1がSonosシステムやMac/PCと連動可能かとの問い合わせを複数受けました。そこでこの投稿では、オーディオ制御の背景にある技術的要素をまとめてみました。

(ご興味のある方は、引き続きお読みください)

まず、TN1がオーディオをどのように制御するかについて説明します。

TN1は、ワイヤレスキーボードと同様にBLE規格でデバイスに接続するワイヤレスコントローラーです。キーボードには再生/スキップ/音量調節などのメディアキーがありますが、TN1はスマートフォンの画面をロック解除せずにそれらのキーと同じように動作します。技術的には、それだけです。

ワイヤレスオーディオのための、非常にシンプルで美しくデザインされたインターフェースです。

注記:
通常、キーボードはロック画面を解除し、スマートフォンのソフトウェアキーボードを非表示にしますが、TN1はそうしません。これがワイヤレスキーボードとTN1の唯一でありながら非常に重要な違いです。TN1が画面ロックを解除・ソフトウェアキーボード非表示にした場合の問題は想像に難くないでしょう。このように市場にある多くのメディアリモコンが対応していない細部まで、PEBLWEAR では配慮しています。

TN1はお気に入りの音楽アプリをどのようにコントロールするのでしょうか。

ほとんどの音楽アプリは、OSでサポートしている標準的な入力デバイスからのユーザー入力を受け付けます。例えば、スマートフォンのサイドスイッチを押すと音量が上がります。イヤホンのボタンをタップすると曲が進みます。これは実際にはアプリのハードウェアスイッチ対応によって実現されています。当たり前のように聞こえますが、ハードウェアスイッチが期待通りに動作するためには、このサポートが技術的に必須です。お気に入りのアプリにこの機能があるか気になる場合は、すぐに確認できます。サイドスイッチ(音量調節用)を押すか、イヤホン(またはキーボード)を接続し、お気に入りのオーディオシステムに接続した状態でメディアボタン(再生/一時停止や曲スキップなど)を押してみてください。

So, can TN1 control the music from my speakers?

TN1は私のスピーカーの音楽をコントロールできるのでしょうか。

OS標準の入力デバイスをサポートする音楽アプリを使用しており、スピーカーがデバイスから直接オーディオストリームを出力する場合は問題なくコントロールできるはずです。
例えば、BluetoothスピーカーとSpotifyの組み合わせ。非常にうまく機能します。

Bluetoothオーディオはスマートフォンからの直接接続された音声ストリームであり、TN1はスマートフォンとその音楽アプリのリモコンとして機能します。設定は非常に簡単で、リモコン付きイヤホンのように期待通りに動作するはずです。

Wi-Fi接続スピーカーを使用する場合、音声ストリームがスマートフォンから間接的に送信されるため、状況はやや複雑になります。(Wi-Fi接続スピーカーのほとんどは音声ストリームをインターネットから受信するため)Wi-Fiオーディオは、スマートフォンからの間接的なオーディオストリームであり、スマートフォンはオーディオストリームのリモコンとして機能します。この場合、使用するサービスやスピーカーへのオーディオ送信方法によって制限が生じることが確認されています。Wi-Fiオーディオをご利用の場合には音楽アプリがハードウェア入力に対応していない可能性があり、スマートフォンがどの音量を制御すべきか(スマートフォンの音量か、間接接続されたWi-Fiスピーカーの音量か?)を判断できない場合があります。Bluetoothオーディオと比較すると、操作応答が不安定になる可能性があります。

最近、オーディオシステムにSonosを追加購入しました。Wi-Fiオーディオに関するほとんどのケースをテストし、その情報が皆様の参考になればと思い、情報をまとめています。

TN1オーディオコントロールの概要

  • iPhoneとAndroidで、Bluetoothオーディオは期待通りに動作するはずです(主要な音楽アプリがハードウェア入力をサポートしているため)
  • iPhone + Wi-Fiオーディオ:可能であればAirPlayの利用をお勧めします。アプリとiOSは全体的に良好なサポートを提供していますが、2024年頃からアプリによってはハードウェア音量調節機能のサポートが削除される傾向があります。
  • Android + Wi-Fiオーディオ:使用するアプリやオーディオシステムによって制限があります。特にAmazon Musicは、Wi-Fiスピーカーにオーディオをキャストしている間はTN1で操作できません。それでもWi-Fiオーディオを好むなら、Google Castオーディオ(Chromecast)が最良の選択肢となる可能性がありますので、試してみてください。
  • Wi-Fiオーディオ制御の詳細
    • 全体的な制御応答はBluetoothと比較して遅延が生じます。
    • Apple Musicは、スマートフォンからのWi-Fiオーディオストリーミング制御時でも、iPhoneとAndroidの両方でハードウェア制御を良好にサポートしています。
    • iOS版SpotifyはSpotify Connect使用時に制限があります。Airplay使用時の方が制御性が優れています。Android版Spotifyはハードウェア制御を良好にサポートしています。
    • Amazon MusicはAndroidデバイス使用時に制限があります。
    • Sonosアプリ(ハードウェア入力非対応)はTN1では動作しません。SonosオーディオシステムにはAirplayまたはSpotifyの使用を推奨します。Sonosアプリは大幅な変更が行われ、残念ながらハードウェア入力機能が削除されました (詳細はこちら)
      (!) 最近、iOS版SpotifyではWi-Fi接続スピーカーの音量調節機能が削除されたことが確認されました。 (詳細はこちら)
      Wi-FiオーディオシステムとiOSデバイスを使用する場合は、AirPlayの利用がおすすめです

この記事がお役に立てば幸いです。スマートフォンやアプリ開発者による今後のアップデート次第で、結果は変わる可能性があります。ご不明な点やその他のご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

こちらのリンク先よりPEBLWEARでのテスト内容と結果の詳細なチャートをご参照いただけます

Podcastのコントロール

PEBLWEAR Wearable Remoteを使って曲の送り戻しだけでなく、数十秒のスキップ操作ができると良いのにな、というお問い合わせを頂いたことがありました。

私も最近Podcastを聴くことが多くなったのですが、今回はPodcastアプリ(iPhone) のコントロールについて触れたいと思います。実はこのアプリでは送り戻しの他に数十秒スキップやそのスキップ秒数の設定も対応しており、ウェアラブルリモコンを非常に便利に使うことができます。

(他のPodcastアプリでも同様のことができる可能性もありますが、現時点では未確認です)

iPhoneユーザーガイドより引用

PEBLWEARからのコントロールは外部コントロールとして認識されますが、この外部コントロールからのスキップ操作について、iOSのPodcastアプリにはちゃんと設定がありました。

① 設定>ポッドキャストを選択。

② 外部コントロールで
 次のエピソード、前のエピソード を選択するか、
 数十秒の進む、戻る を選択します。

ちょうどその上には何秒進む、戻すかの設定がありますね。

好みの設定にすることで、PEBLWEARウェアラブルリモコンを使って快適にPodcastを聴くことができました。Podcast独自のコントロールを設定できることで、音楽を聴くときには通常通り曲の送り戻しができます。是非お試しください!